聞いて思ったこと
誤りがある可能性が大いに考えられます
歌詞については読み違えてしまうとそれはそれで失礼であることと誤情報という事実という迷惑が掛かることから基本触れない方向ですが、
この曲については説明の関係上少なくともサビの歌詞が必須なので引用
GFDMXGのサントラに記載されていない部分は天庭(世間的には2ndアルバム)で全て触れられています
暗澹たる~とか濁流の岸を~とか
歌詞を読めばGFDMXG時点と天庭(世間的にはアルバム)とでは主旨が異なる点が明瞭であり、
GFDMXGの部分も飽くまで構成の1つでしかありません
天庭(世間ではアルバム)の方がおとこのこの力強さと言うか図太さと言うかどうしてそうまでと思わせる程にまた空へと上る感じが一入です
陰陽思想では男性・昼・光・太陽は陽、女性・夜・闇・月(太陰)は陰へ属します
本文へ記述します
ちょっと修正しました(6/20)
誤ったまま放置していた点を修正(2019/10/2)
この曲の重きはおとこのこ編と言うだけあり、男にあります
何と言うか、暗澹たる中天へと延びたる光の梯子と聞くと芥川龍之介の蜘蛛の糸を思い出します
極楽のある天から地獄へ降りてくる白い蜘蛛の糸
天庭 おとこのこ編では光の梯子へ群がるのは星屑たちですが、蜘蛛の糸では地獄へ落ちた罪人たちが救われようとして蜘蛛の糸へ群がり、各々自らも極楽へ上ろうとしていました
0:00~0:10
天へ漂う状態、引いては天にある状態
掴みどころのない綺麗な天とは卑しさと無関係
男性で言えば、女性に手を出さなさそうな草食系男子というところでしょうか
(追記)
と思っていたけれども、純粋に極楽を表しているとも思われる
蜘蛛の糸の話が出て来たのにここでも考えるのを忘れていた
後は良い容貌の男か
(追々記)
天上:異性との関係がある状態
地獄:独り身
男性からすれば手籠めにする独り身の女性を求めて探しに行く直前様子
0:11~0:16
堕天
男は陽の性質であることからこれが落ちるということは落日、夕日
草食系男子が堕天するということは、本来の草食系たるものを失うということ
(追記)
極楽から地獄へ垂れて降りてくる救いの糸とも
自らが救われたいと思うが故に心を殺し、他を押し退けて救いの糸へ縋りつくという感じとも思える
心を殺して目的を達するべく女性を求めて街へ降りるという感じか
0:18~0:30
高く深い空の中へ浮かぶ夕日を眺めた時の目が滲みながら灼かれる感覚のギター
表面へは出さずに底で畝る心の様なベース
0:31~0:55
絶えず心の底で畝り、心惹かれる様な対象を見付けた時に表面へ出てきそうになる気持ちのベース
ある種、舌なめずりの様でもある
ドラムが車のエンジンの震えや排気音の様
歌詞ではあうら(足占)をするかの様に街を歩きながら表情には出さず、口唇をしづめて吉凶を判断するかの様に声を掛けて食い付く異性かどうかの品定め
主動作は男性
0:50~0:55
聞こえの良い言葉や好印象を思わせるギター
暗澹たる中天より下は濁流流れる地獄であり、岸から上がって安着するということは足占で吉が出たと思われる
0:56~1:02
夕日の様なギター
歌詞でもあかときは 終にゆくということで暁、曙を経て空へ上った太陽が地平線へ沈み込んで見えなくなろうとしていることが明記されています
夕暮れ前の描写
1:05~1:06
再び表面へ出て来そうになる本心を表す様なベース
天ぐらりは天にある太陽がぐらりと傾く、言い替えると夕暮れが始まった瞬間
1:11~1:29
以下の様なイメージ
橙→ギター
青→ベース
赤→スネア及びタム
落日に際して少しずつ煌めきが乏しくなっていくものの、なおも輝こうとして空で滲む夕日の光の様なギター
少しずつ定まった間隔でゆっくりと地平線へ沈んでいく様に確実に1音程ずつ音高が下がるベース
淡々と太陽が地平線へ沈んでいく動きを表すかの様なドラム
高速バスは時間経過
1:28
夕日が完全に地平線へ沈むことで不意に太陽の光を失った空が瞬く間に夜一色で埋め尽くされる様を表す様なベース
拍が裏なので太陽が沈み切ったと同時に拡がる様子が伝わります
引用
あをみ 延びて 推し量る
行き会う星の間の深さ
追いかけていたはずの光に追われ
迷子になる
ここで一度振り返りますが、陰陽思想では陽は男性・昼・太陽、陰は女性・夜・月でした
これを念頭に置きます
あをみ=青み
間(あわい)=間(あいだ)、間隔
ここへ至るまでは男性の行動
男性は陽である為、昼及び太陽
逆に女性は陰である為、夜及び月
ここで言う青みは夜の藍を表すと考えられる
夜は陰であることから女性
すると、ここは女性が男性に対して心の距離(間隔)を推し量ろうとする言動を示していると受け取ることが出来ます
最初に男性が女性を追いかけていました
男性は陽で昼・太陽、女性は陰で夜・月とすると、昼は太陽が地平線に沈んでいる月を追いかける構図になります
しかし夕日は太陽が地平線に沈んでいく場面であり、今度は月が太陽を追いかける構図となります
太陽は(月の光を)追いかけていたけれども、追いかけていたはずの(月の)光に追われることになり、状態が逆転してどちらがどうということにはならなくなる
迷子になります
後は夜の静けさの中で月に追われた状態からブログの内容としては規約へ触れる内容に読めた為、以下省略
地獄の濁流で喘ぐ罪人たちは神火たる太陽の光を浴びて絶えずその背を焼かれます
個人的にサビの表現はGFDMXGの方が好きです
Sonneを作っている時に降りてきたのではないかとさえ思ってしまいます
でも、天庭 おとこのこ編で扱った具体事象を抽象化させてより一般化した別の主題を与えた上で具体化したという点で天庭(世)も好きです
「神は懈怠ないのです!とほざくひとが最大のヒットだけれども、説明込みで理由を言うと誰彼から怒られそうなので言えない
まだ誤っている部分や読み取り足りない部分もあると思いますが、現時点ではこの様な感じ
何か気付けたら追記します
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