聞いて、歌詞を読んで思ったこと
誤りがあることは大いに考えられます
完全な理解などその人自身でないのだから、出来はしません
しかし、より理解へ近付くことは出来るはず
たとえ今が正覚と縋る状態であるとしても、いつかはより近い状態へ至るとそう信じて不完全ながら記します
右下の本文か記事タイトルからどうぞ
2013/11/26 少し記述を追記・修正しました
2014/04/09 少し記述を修正しました
2019/10/2 少し記述を修正しました

曲を変え、表現する内容や表現の仕方を変え、音や構成といった具体を組み合わせて、世界にある事象という別の具体を伝え様としてきました
それは音という道具の使い方に関する洗練、聴覚という表現の限界に対する可能性の追求
歌詞という具体だけに頼らない、概念を深く理解した上での形
それらは人間の表現に関する限界の突破であり、引いては人間が持つ可能性の拡張であって、絶対に無意味でも無価値でもありません
リマスター盤ではない空澄みの鵯とに始まり、少なくとも魚氷に上り 耀よひてまで
更には天庭の魚氷に上り 耀よひてやまほろば教については元の主題を損なうことなく別の意味をも付け加えていたと思います
少なくとも2つの主題
天庭においては天庭 おとこのこ編で扱った事象を愛の1つとして扱い、様々な愛を描くことで拡張しました
ほしふりの果て 極東史記よりについても原曲との対比になっていて、常に上を目指して羽撃いていた鳥がゆらゆらと低い空を飛び続ける様と変わっていますし、展開も全体的に似せてあります
確認している範囲では一言も触れない点や原曲の内容と変わり方、そしてこの生きてこその内容からして、天庭の中でも特に触れたくない曲の1つだと個人的に思っています
また、幸せのかたちでも極東史記へ対する記述がありました
本当は少なくとも生きてこそよりも先に上記の3曲へ触れるべきでしたが、結論から触れてしまった方が良いのかなと
黒点、memento mori -intro-、鳥無き島にて、太陽の子、イ号零型とサンプルとしてはもう十分だとも思います
memento mori -intro-の最初に表示されるルカの福音書第23章34節もあることですし
後、何となくですが其曰く 教外別伝をしてで歌詞を伏せてあることも抱いた疑念からの聴き手へ対する問い掛けではないでしょうか
それと、天庭は情景が夕暮れから夜明けに変わっていませんか
曲を変え、表現の内容や方法を変え、齢を重ねてもなお、遅々かつ少しずつではあるものの表現として意義あるものを生み出したが
その分野には全く影響がない
老いても、更に老いても生み出して世界に影響を与えたい
人は自身のことを貶してきた
しかし、生み出したものを聞いた人の中には自身を肯定してくれる人もいることを知った
それからは毎日呼吸を忘れる程に次々とものを生み出していく
意義あるものを生み出していき、分野に今蔓延っている様なものを排して意義あるものが満ちる様にしたいと思うのだが、どうだろうか
(天に唾吐く以上の行為であり、唾の代用の内容からすると後から意義あるものとは単なる自慰でしかなかったと感じていると思われる)
意義あるものを作ったは良いが、誰にも理解されない代物でしかなく、理解は出来ないが素晴らしいことなのだろうと賛辞を呈することしか周囲にいる人々は出来なかった
自身の中にも違和感はあった
この意義あるものを生み出すことに対する自身の意義とは何か
誰の為に、何の為に意義あるものを作っているのか
表舞台ではないが、なお意義あるものを生み出す自身に付いてきてくれる人は興味を示してくれている
生み出したものを捨てることは出来るが、生み出す自身を捨てて新たに歩める様な場所はどこにもない
寿命はこの瞬間にも縮んでいる
人は死に、世界は刻々と姿を変えている
分野は傾向を変えに変え、輪郭が曖昧で空に透けて見える雲の様で掴むことが出来ない(修正)
自身は世界に溶け込む明確な名声もないただの人の1人に過ぎない(修正)
空高く浮かび、次第に形を失って消えていく1つの雲の様に自分もまた人々から忘れ去られていく
表舞台の分野に属する様な役回りを果たして、人に蔑まれてもなお意義あるものを作る
誰にも望まれないまま意義あるものを作る様になって、意義あるものに対する理解を示されずに老いていく
誰か意義あるものに対して理解を示して欲しい、誰か意義あるものを作る自分に理解を示して欲しい
意義あるものを作る自分に価値はない
他に意義あるものを作る人もいない
意義あるものを生み出していき、分野に今蔓延っている様なものを排して意義あるものが満ちる様にするなんてことは到底不可能だ
周囲は理解を示してくれないが、喜んでいる
が、意義あるものの意味を話せば理解出来ずに苦しむ
理解出来ず何を言っているのかと驚く人
後から来た中で理解出来ずに消える人
意義あるものはこういうことだろうと誤った理解に縋る人
意義あるものを生み出していき、分野に今蔓延っている様なものを排して意義あるものが満ちる様にしたいという執念に囚われたまま老いていく自身
自身の周囲には誰もいない
そしてその分野は未だ全く影響なく存在する
曲を変え、表現の内容や方法を変え、齢を重ねてもなお、遅々かつ少しずつではあるものの表現として意義あるものを生み出したが
その分野には全く影響がない
老いても、更に老いても意義あるものを生み出したとして、何の意味があるのか
意義あるものに対して理解を示してくれる人はここにいない
(どうしても――後編 本編――だけは何があったのかがどうにも判りません、救われたのだとは思われますが、それがどの様な出来事なのかが不明です)
(判断出来ない以上は両方記述しておきます)
(個人的には2.であって欲しいのですが、救いのない絶望が全体に共通するテーマである天庭においてはそんなことはなく、一回りしたという発言があったり現在の様な曲が生み出されている以上は1.なんだろうか、でもまほろば教を考えると現在の人を対象としているのか、未来の人を対象にしているのかも判断が出来ないということから2.の様な気もするという感じに思いながら記述します)
(追記)
当時から活動を観察し続けた結果、間違いなく1.
1.
失意の中、意義あるものを生み出して分野を変えようと思って行動する以前の自身の行いが今道を失った自身が再び歩むべき道として自然に気付く形として照らし出される
誰も意義あるものを理解してくれることはないとも悟った
老いてもなおと身を削って救いを求めて理想を目指す人々はいる
抑え切れない感情が流れてくる
生き続けてこそ自身にとって意味がある
これまで通り表舞台ではない影へしがみつき続けよう
意義あるものを生み出して分野を変えよう思って行動するという志を失った今でも自身が生きてこそ意味がある
かつて意義あるものを生み出して分野を変えよう思って行動する自身は自身だけが愛している
2.
失意の中、意義あるものを生み出して分野を変えようと思って行動するという自身の行いに対して理解する人が現れる
思いも寄らない様な救いは自身にしか理解が出来ず、また他の誰も気付くことはない
老いてもなおと身を削って救いを求めて理想を目指す人々はいる
抑えきれない感情が流れてくる
生き続けてこそ自身にとって意味がある
これまで通り表舞台ではない影へしがみつき続けよう
意義あるものを生み出して分野を変えよう思って行動するという志を失った今でも自身が生きてこそ意味がある
かつて意義あるものを生み出して分野を変えようと思って行動する自身を理解してくれたその人だけは愛しているPR