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極東史記
↑を聴いて感じていること
曲の展開や印象を記述したものです

読み解き違いは大いに予想されます
完全に読み解けているわけでもありません

興味がある人だけ本文へどうぞ
読み辛さはご容赦下さい

今回も100%音ゲーの話題です
この曲に限らず、歌唱の場合は歌詞やタイトルから

・何が主題(伝えたいこと)なのか
・どの様に物語が進行(人物、感情、情景などの変化)しているのか
・全体の雰囲気として取り扱った題材(嵐、空、氷、日没、心情の高低など)は何か

を読み取れたなら、すいすい進むと思われる


------ここから今回の話------
例に漏れずサントラから
一部譜面が違うので

主題についてはサビから

・目標は達成しただけ自分の業績であることを自覚するなり周知するなりして、次の目標を達成する為の自信として蓄積しなさい

ということを読み取れれば十分じゃないかと
他は

・子供出来た
・愛する人と一緒になった

のは大凡読み取れるが、経緯へ関する詳細は不明
始まった直後から愛する人と一緒に居ることは歌詞上で「ほら ごらん」と雲海に浮いた状態から一緒に大河を眺めている為、ほぼ確定
彼女が結ぶ影絵が彼女ではないが、彼女から発生してなおかつ彼女に似た誰かを意味することから子供と推察
2ndアルバムへ収録されればそこから推測したいところ

曲中の主役は当然ながら人間
しかし、雲海の上を浮いているという様な状態があることから何かに喩えられていることが明らか
空へ停滞出来る動物を考えると、主役の比喩はムービークリップ同様に鳥と判断することが妥当
(但し、邪推すると戦闘機や航空機のパイロットという可能性が否定出来ない)

また、歌詞から曲の場面は空と地上
ここでの空は雲上と雲より下に位置する空、上昇中、下降中の4種類


人間で言う達成とは目標や課題をこなすこと
歌詞から判明していることは達成の状態が何度も繰り返されるということ

では、鳥で言う達成とは何だろうか
鳥は基本的に空を飛ぶ動物であることからそれに関係している

ということを踏まえ、極東史記では歌詞から雲海に浮く状態になること、つまりは雲よりも高い空へ昇り切ることを達成と見なすことにする




雲海に浮く状態は上記の様な空を思い浮かべれば良いと思われる
先が遠過ぎて水平線へ消えてしまう空
無機物の様に冷たく真っ青な空
高空にて吹き付けられる風や抵抗
高さ
眼下に拡がる雲

メタ視点な話となるけれども、雲より上に居る以上は下から飛翔中の鳥を見ればレンズフレアが現れることも考えられる

飛行中は当然ながら高度は一定ではない
また、位置によっては風の抵抗を受ける

地上へ戻る時は徐々に高度を落としていく

逆に地上から雲上へ向かう場合、現在の高度や周囲の雲、受ける風、上昇するペースなどが関係する
雲上へ出る瞬間であれば、視界は雲で狭まった状態から急に開ける
一面が雲で覆われているならば、雲の幕を抜けた瞬間に太陽の光によって目が眩んで真っ白になるかもしれない

以上の情景を踏まえて、ギター、ベース、ドラムが何を表現しているのかを考えてみる
場面の推移としては以下の通りと思われる

地上(雲上)

低空

上昇

雲上

下降

雲上

下降

地上

低空

上昇

雲上

低空

上昇

雲上

低空

上昇

雲上


場面数は多いが、情景としては雲上と低空を行ったり来たりすることが中心の描写という点においては他の曲と比べてもシンプルだと考えられる
そういった点においては極東史記よりも前に作られた虧兎に告ぐや既に記述したA.DOGMAと比べてもそれは明らか
(しかし、それぞれの場合で表現されている空の条件が場面毎に異なると自分では思う点は非常に作り込んでいると感じる)


1.地上(雲上)
回想で雲上の景色
どこまでも伸びていく水平線
青一色で冷たさすら感じるほどに雲のない空
→ギター

雲上へ向かう(達成する)為に地上から飛び立つ
飛び立つかどうかの選択と心情的な緊張
→スネア

もう一度思い浮かべる雲上の景色
→ギター

飛び立つ
→全楽器の8分2連


2.低空(0:04~)
雲上へ昇る前の段階
安定させてはいるが、風の状況によって微妙に変わる全体的に維持させている高度
→ベース

少しずつ上昇する為に行っている微小な高度の調整及び空の感覚
→ギター

飛翔速度が等速
→スネア

煽る様にぶつかってくる風の幕
→シンバル

現在の高度を基準として雲上へ昇る為、高度を安定させる様子
→ギター、ベース(今までの高度がこれからの最低になることから音高が低下)


3.上昇(0:20~)
風の状態を見て上昇を始める
徐々に段階を通して高度が上がっていく様子
→ベース

上昇の仕方が直線的である様子と空
→ギター

飛翔速度が等速
→スネア

周囲を過ぎていく細かな雲
→タム(音が高→低の順番であることにより、自身の高度が上昇していることを表す)

煽る様にぶつかってくる風の幕
→シンバル


4.雲上(0:25~)
雲一つなく、先を見ても遠くは水平線へ完全に消えている様に真っ青な空
→ギター
(見下ろすと一面は雲海)

低空よりも強い風が吹き荒れる為に制御していても簡単に乱れる高度
→ベース

風の煽り(?)
→ハイハット


5.下降(0:29~)
音高が下がる
→降下

場面変化
→8分2連、8分4連


6.雲上(0:32~)
雲一つなく、先を見ても遠くは水平線へ完全に消えている様に真っ青な空
→ギター
(見下ろすと一面は雲海)

4.の雲上よりも比較的風が弱いことから高度維持が楽で安定している様子、時々変わる高度、安定している為に生じる浮遊感
→ベース


7.下降(0:48~)
「流星は~」の部分がそのまま下降を表す

下降時は旋回しながらゆっくりと高度を下げていく
旋回する様子を横から見た場合、高度へ対して緩やかな弧を描いて降りていく
空において緩やかに弧を描いて地上へ落ちていくものは流れ星(流星)が思い当たる
同時に遠くへ矢を「射る」場合も矢は緩やかな弧を描く
→流星を矢へ見立てている

また、その際に雲を突っ切る場合は勢いにより雲へ突っ込んだ点を中心として穴が空いて拡がる情景が想像出来る
波紋は点から同心円状に拡がる

鳥は緩やかに弧を描きながら雲を突っ切って下降していく


高度を安定させた上で降下
→ベース

降下時の詳細な高度変化
→ギター

等速度で飛翔
→スネア

受ける風
→シンバル

場面変化
→タム


8.地上(0:53~)
他の鳥が空を飛び、枝に留まっている自身はそれを見上げている状態
→楽器音が少ない

他の鳥を見上げて、雲上の様子が目に浮かぶ
(他の鳥を見上げた際にレンズフレアが起こる様な情景でもあるかも)
→ギター

飛び立ちたくなる気持ちが徐々に降りてくる感覚
→ベース

飛び立ちたくなる気持ちで頭が満たされていく感覚
→ギター

いよいよ我慢し切れなくなる感覚
→スネア

自身も雲上へ昇りたくなって飛翔
→8分2連


9.低空(1:01~)
風が柔らかで雲上へ昇るには良さそうな空
→ギター

高度の維持が容易で少しずつ上昇している様子
→ベース

それでも時々煽ってくる風
→シンバル

昇るなら今だと思った瞬間
→スネア
(過去の経験によって判断が素早くなった?)

実際に動き出す瞬間(場面変化)
→シンバル


10.上昇(1:05~)
徐々に上がる高度
→ベース

柔らかく撫でる風、雲を抜けた瞬間に開ける情景、開けた瞬間に明るくなって視界が眩む様子
→ギター

周囲を過ぎていく細かな雲
→タム

雲を抜ける直前の場面で周囲を過ぎていく厚い雲
→シンバル


11.雲上(1:10~)
雲一つなく、先を見ても遠くは水平線へ完全に消えている様に真っ青な空
→ギター

安定して維持しているが、時々変わる高度
→ベース


12.低空(1:19~)
風の様子を見ながら上昇
→ギター

一旦高度を落としてから徐々に高度を上げる様子
→ベース

雲上まで昇り切れそうな高度まで達して徐々にその高度を基準としていく様子
→ギター

少しずつだが確実に雲上へ達する最低基準となる高度から徐々に高度を上げる様子
→ベース

昇るなら今だと思った瞬間
→スネア、タム

実際に動き出す瞬間(場面変化)
→シンバル


13.上昇(1:24~)
徐々に高度を上げる様子
→ベース

上昇の仕方が直線的である様子と空
→ギター

飛翔速度が等速
→スネア

周囲を過ぎていく細かな雲
→タム

煽る様にぶつかってくる風の幕
→シンバル

(もしかしたら、ここは雲上から低空という急激な場面変化があることや歌詞から、今までの鳥の主観ではなくて、子の鳥による主観かも→親の手本から子が初挑戦的な)
主観がずれるからそれはないと思われる
更なる高みという新たな挑戦
最後にギターの音が下がる理由は高みへ至るまでに発生した失敗である為と思われる

無音
→急に視界が明るくなったことによる視界が真っ白になった様子から徐々に目が慣れていく感覚
→時間的隔絶の表現


14.雲上(1:28~)
安定した高度
→ベース

やや風に煽られ気味で高度が変わる様子
→ギター

等速度
→スネア

煽る風
→シンバル

場面変化、時間(経験)の流れ
→スネア、シンバル、ギター


15.低空(1:37~)
時々高度を上げられないと判断した時は少し下げるが、確実に安定させながら少しずつ上昇していく高度
→ベース


風の幕
→シンバル

急激に煽る風
→スネア、タム

雲上まで昇り切れそうな高度まで達してその高度を基準とした状態
→ギター

雲上へ達する最低基準となる高度から徐々に高度を上げる様子
→ベース

昇るなら今だと思った瞬間
→スネア、タム

実際に動き出す瞬間(場面変化)
→シンバル


16.上昇(1:45~)
徐々に高度が増す様子
→ベース

風を受けて僅かに高度が変わりながらも上昇する様子
→ギター

等速度で上昇
→スネア、シンバル

周囲の厚い雲が後ろへ過ぎ去る様子
→スネア、タム

景色が開けた様子
→ギター


17.雲上(1:49~)
どこまでも伸びていく水平線
青一色で冷たさすら感じるほどに雲のない空
→ギター


こんな感じに聴き取れる

空を雲海とか瀬とか大河とかという単語で表現していることから作った星を瀬に流す行為は子を作って生まれさせることを意味していると思われる
彼女が結ぶ影絵も彼女に似て非なるものということで子
と思ったけれども、純粋に自分と一緒に飛んでくれる彼女の影が雲に映って流れる様に見える様子だけかも

12.から上昇する時の描写で昇り方が荒くなるのは経験不足な子による飛翔だからかも
と思ったが、主観がずれてしまう為、更なる高みを目指すことで発生する困難により安定して飛翔することが出来ない様な状態


どうしても「瀬に流す」と「ひとつはあなた」の順番から出来婚なんじゃないかとか疑ってしまう

というわけで、もし感想や自分はこうだと思う的な意見がありましたら、是非宜しくお願いします

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【2011/11/25 02:22 】 | 音ゲー | コメント(0)
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